モロッコのイスラム教徒の聖地を訪れてみよう!

イスラム教徒が巡礼に訪れる場所

メクネスからほど近いところに、ムーレイ・イドリスはあり、中東から流れてきた、イスラム教のカリフが身を隠していた町です。カリフの継承争いで勃発したシーア派とスンニ派の戦いに参戦して敗れた上、預言者の血を引いている自分が殺されることを恐れて、この地まで逃げてきたといわれています。当時、ムーレイ・イドリスは、ベルベル人の町でしたが、イスラム教を伝えていくうちに、町は次第に大きくなっていきました。そして、789年に、ベルベル人の支持を得て、モロッコで初のイスラム王朝をこの地に開いたのです。

首都機能を果たすには、すぐに手狭となり、首都はフェズヘと移ります。そして、その後すぐにイスラム教のカリフは亡くなりますが、遺体はこの地に眠ることとなり、その名がそのまま町の名前となりました。町の中心にある緑のドーム形のモスクが霊廟です。この地に暮らすイスラム教徒は、今でもカリフとこの町のことを誇りに思っているんですよ。また、モロッコ全土のイスラム教徒からも聖地として崇められているので、遠くから巡礼に来る人も後を絶ちません。毎年、8月下旬には、お祭りが開催され、フェズから行進がスタートし、何千人もの人が集まって、さまざまな催しが行われます。この時期に合わせて、訪れるのもいいでしょう。

丘の上の絶景を目指して

町は、キベールとタスガという二つの丘にへばりついてできています。ふもとまでは車で行けますが、旧市街は徒歩でしか入れません。街中は、坂道と階段ばかりですが、丘の上までのぼると、ヴォルビリス遺跡も一緒に見渡せますよ。ヴォルビリス遺跡までは3.5km程度なので、一緒に巡ってもいいでしょう。

バイザポート

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